たかしま生きもの田んぼ米が食べたくなる


ふるさと納税した滋賀県高島市から返礼品のお米が届きました。
ぼくの家のお米、基本的に実家で作ったのを貰ってきます。
だから、買うこともないし、ふるさと納税の返礼品に選ぶ必要もないけど、
たかしま生きもの田んぼ』さんの取り組みに魅かれてお米を選んでみました。
たかしま生きもの田んぼさんの取り組みから思うことです。

 

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生きものと一緒に育つお米

たかしま生きもの田んぼ米は、農薬・化学肥料を使わないで生きものと共生する物語が魅力です。
田んぼは、水を張ることでいろんな生きものが棲みつきます。
農薬や化学肥料を使わなければ、なおのこと。
田んぼに棲みついた生きものを起点にして、鳥などの捕食者も登場し、いろんな物語が生まれるわけです。

農家の人は、お米の差別化・ブランド化につながるし、
生きものは、棲む場所や餌のある場所になるし、
ぼくたち消費者は安心なお米が食べられることになります。

そんなサイクルのなかで、物語が生まれていきます。

 

田んぼを知らない人

日本ではお米が主食になっています。
そんなお米が生まれる田んぼのことを知っている人って少ないです。

ぼくは、実家でお米を作っていることもあり、田植えもしたし、雑草取りもしたし、稲刈りもしました。
かなりの重労働だけど、楽しかった思い出になっています。
一番印象に残っているのは、やっぱり、田んぼのなかに入ったときの足の感触。
きもちいいです!
次に印象深いのが、いろんな生きものが田んぼに棲んでいたこと。
水を張るだけで、生きものがわいてくるみたいに感じていました。

ぼくが子どものころには、田植えや稲刈りになると親戚総出でやってました。
今となっては珍しい光景です。
機械化が進み、農協任せになってしまいました。
だから、姪っ子や甥っ子は、ぼくと同じような体験をする機会は少ないです。

 

江戸時代の水田

江戸時代まで遡ると、お米を中心にした資本主義社会だったといわれいてます。
お米がお金の役割を担っていたから、石高を上げようとして開墾が進められていきました。
とても開墾できないような場所を無理やり田んぼにすることも行われて、
結局、放置されてしまうこともあったそうです。
そんな米づくりが持続可能だったのかという観点で農業書を調査した本があります。
『江戸日本の転換点』
江戸時代はエコを目指していたわけではなく、米づくりをするなかで「田んぼ」を中心とした生きもののつながりが意図せずできあがっていたようです。
中心はあくまで人であり、人の都合が自然の循環を逸脱しない範囲だったのでしょう。
農薬があれば使っていただろうし、化学肥料があれば使っていたんだと思います。
ただ、無かっただけ。
無理な開墾が影響し、禿山が増えていったこともわかっています。

実際は、江戸時代の終盤には米づくりの衰退期に入っていましたが、決定的になる前に明治維新によって時代が変わることで破綻しなかったようです。

 

これからの時代

三千年の歴史から
学ぶことを知らぬものは
知ることもなく、
ただ闇のなか
その日その日を生きよ

ゲーテ

 

ゲーテの言葉が示唆するように、ぼくたちは歴史から学ぶことができます。
江戸時代の文化を単純に賛美することなく、闇の部分も含めて見直す必要があるでしょう。
文明の崩壊は資源の枯渇が大きな一因です。
江戸時代の禿山が示す通り、資源の枯渇が進んでいました。
石炭が使えるようになったことで、決定的な崩壊は免れています。

無理にでも開墾するのは、社会の停滞を恐れるからでしょう。
物質的な豊かさを文明の指標とするなら、現在の文明も早晩崩壊します。

これからの時代は、ぼくたち一人一人の内面に注目した氣づきの時代にしていきたい。

かつて田んぼに広がっていた生きものの物語は、偶然の産物でした。
しかし、今、たかしま生きもの田んぼで広がっている生きものの物語は、偶然ではありません。
農家の方々の内面の豊かさが、たかしまの田んぼに顕在化しています。

まとめ

正しくそのものの価値を認めて、受け入れることは、生活を大切にすることです。
効率ばかりや、安いものばかりを求めていると、氣がついたときには、安心して食べられるものが食卓から消えてたってこともあり得ます。
もちろん、なんの努力もしていなければ、受け入れる必要はありません。
ものの裏にある物語に注目される時代がやってきています。

大切に作られた作物は、身体だけでなく、心の滋養にもなります。
逆もしかり。

貪り・怒り・無知に注意して、しっかりと選択していきたいものです。

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2017-01-22 | Posted in , No Comments » 

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