子どものダダに天使が舞い降りた


ダダをこねる子どもって、見かけますよね?
当事者になるとなかなか辛いもので、困ってしまいます。
家だったら、困らないのに、外では困る。
そう、他人の目が氣になるからですね。

私もそうなのですが、先日、子どもがダダをこねました、アンパンマン子どもミュージアムで。
周りは親子連ればかりだから、他人の目といっても、みなさん理解してくれているだろうと思って、少し余裕がありましたが。

癇癪

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子どものダダって何?

子どもがダダをこねる時って、おもちゃが欲しいとか、お菓子が欲しいとかですよね。
自分の欲求を満たしたいのに、親から『だめ!』って言われて、爆発します。
そう、『爆発』です。
本人はその感情が分かってないか、気付いていないと思うのです。
だから、どんな説得をしてもムダ。
挙げ句の果てには、買ってあげると言っても、手遅れで、止まらないダダ。
そうなったら、おもちゃが欲しいっていう欲求が、スリ変わっちゃっていますよね。
拗ねてしまってます。
こうなったら、他のもので興味を引いて釣るか、泣き叫ぶ我が子を人攫いのように連れ去るしかなくなります。
でも、ちょっと待って。
子どもの立場になって想像してみましょう。

『ダメ!』それだけ?

買い物で急いでいたり、イライラしてたりで、とにかく『ダメ!』って言ってませんか?
子どもからしたら、自分の欲求(が何か分かっていない)を頭ごなしに否定された訳です。
「ダメ!ってなんだよ!? この気持ちはどうすればいいんだよ!?」ってパニックになってるのかもしれません。
言葉がまだ話せない子どもでも、ちゃんと話を聞いています。
聞いていないようで、聞いています。

私「そろそろ、遊ぶのやめようか?」
子ども「(無視)」
私「お菓子食べる?」
子ども「うん!!!」
私「(聞こえとったんかい!)」

ってこと、ありませんか?
都合のいいことしか聞こえないのです。
でも、聞いていますよ。

そんな子どもが、おもちゃ”欲しい!”っていう気持ちを表現した時、
『ダメ!』って言われたらどう思うでしょうか?
『”ダメ!”って何だよ!?』
『この欲求(感情)をどうしたらいいんだよ?』
『あ〜、もう〜、ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
パニックです。

子どもを説得できるの?

私の経験上、9割がた説得できません。
たまに、納得してくれることもあります。
説得できないのは、私が負けたんだと思うようにしてます。
現代社会の特徴は『言論』を重視することです。
気に入らない国にいきなり戦争をしかけるのではなく、交渉する。
交渉が決裂して戦争になったとしたら、それは文明の敗北だと思います。
話が大きくなりましたが・・・
負けてもいいんです。
ちゃんと子どもと向かい合いました。
希望を聞きました。
ダメな理由も説明しました。
そして、『ダメなものはダメ!』とも言いました。
それから、次の行動を考えるようにします。

隠れた欲求

子どもが感情をぶつけてくれるのは、そこに何か隠れた欲求があるからなのでは?と思います。

『もっと、自分のことを見て!』
『もっと、愛して!』
『もっと、包んで!』

子どもの頃には、”絶対安心な場所”、”絶対味方になってくれる人”がいるんだということを示してあげる必要があると思います。
子どもも、それを必要としているけど、言語として認識できない状態だと思います。

そして、天使が舞い降りた

話は冒頭のアンパンマン子どもミュージアムに戻ります。
ダダをこねる子ども。
おもちゃ売り場の床に寝転がってじたばたじたばた、泣き叫ぶ。

一人の子ども(5歳くらい?)がいつの間にか近くに来ていました。
知的障害児のように見受けられました。
彼は、商品棚のサンプルのおもちゃで遊び出します。
ただ、遊んでいるのではありません。
チラ、チラっと床に転がり泣き叫ぶ子どもの様子を伺っています。
うちの子も氣になるようで、泣くのをやめて、彼の方をチラ見しては、また泣き出します。
彼もうちの子をあやすわけでもなく、遊び続けます、チラ見しながら。
それの繰り返しを二人でしていました。

その時、私は、周りの大人はダダをこねる子どもなどいないと聞こえないふりをするか、自分のとこじゃなくてよかった程度に思ってるだけだろうなと感じました。

『あ〜、天使が舞い降りたわ!』

そこで、”寄り添ってあげることが大切”なんだと氣付きました。
”物理的な距離”ではありません。
”心の距離”です。
心を寄り添わせて、”大丈夫だよ”と態度で伝えることが大事なんだなと思いました。

子どものダダは、チャンスです!
自分を振り返り、自分の中の子ども(インナーチャイルド)と手を繋ぎましょう。
これまで守ってくれたエゴに氣付き、感謝しましょう。
そして、教えてくれた子どもにも。
心を寄り添わせて。

お菓子を買うことになっちゃったら、授業料だと思えば安いものです。

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2016-11-23 | Posted in 子どものことNo Comments » 

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